44歳で突然死した父の命日に、今改めて思う事。

こんばんは。石井江奈です。

1月25日。今日で、最愛の父との別れからちょうど27年経ちました。

 

27年も経ったということにびっくりですが、こんなに時間が経った今でも、元気なあの頃のままの父が、目の前に現れても全然おかしくないと思ってしまうくらい、本当に突然の別れでした。

もし父が亡くなった当時のまま現れたら・・・今の私と同じ歳なんだなぁなんて。
ちょっと感慨深く思ってしまいました。

以前のブログにも書きましたが、そんな理由で私にとって44歳は、本当に本当に特別な節目の年だったんです。→バースデー当日のブログはこちらからお読みください☆

 

今思い返しても、豪快に笑っている姿しか浮かんでこないほど、人生を心から楽しんでいた父を懐かしく思い出しながら、今日は父との思い出について書いてみたいと思います。

 

働き盛りの44歳。仕事はもちろん忙しく海外と日本を行ったり来たりしながらも、当時小学4年生だった弟の野球チームのコーチを引き受けたり、私のテニスの試合の応援に、鎌倉や久里浜まで駆けつけてくれたり。そして、母とはいつもラブラブで 笑 仕事も家庭も全力投球。

祖母が「少しは休みなさいよ」と父の体を心配しても、

「だ〜いじょぶ大丈夫!!!」と豪快に笑い飛ばし、ちょっとやそっとのことでは倒れない、強くてたくましい、自慢の父でした。

 

亡くなる前の晩、普段より少し早く、夜の10時過ぎに帰宅した父。

家ではいつも通りニコニコ笑顔で。

いつも通り、「ママのご飯は美味しいなぁ」と言いながらご飯をおかわりして。

いつも通り、「おやすみ」って。

それが、父と交わした最期の言葉になってしまったのです。

 

午前0時過ぎ・・・母が血相変えて部屋に飛び込んできました。

「パパが、パパが・・・」

父と母の寝室に入ると、父はもうすでに意識がなくて。

自宅の裏にかかりつけのお医者様がいらしたので、すぐに処置を施していただきましたが、そのまま意識が戻ることはありませんでした。

急性心筋梗塞でした。

 

この経験は、夢見る少女だった私を、あっという間に大人にしました。

 

17歳で何か、人生というものを悟った気すらしていました。

近しい人の死を若いうちに経験すると、ある意味でとても現実的になります。

 

どんなに泣こうが喚こうが、起きてしまったことはもう元には戻らない。

人はいつか必ず死ぬんだ。

 

でも、父の死を経験したからこそ、私は貪欲に、自分のやりたいことを猛スピードで叶えることができたんだと思うのです。

「人生は短い。明日なんて来ないかもしれない。だから、迷ってる暇はない。今できることは今やらなきゃ!!」

そういつも思ってました。

 

けれど今、考え方がちょっと変わってきました。

 

もちろん、根本にある想いは変わりません。

人生は長いようで短いし、今を大切に生きる

 

ただ、これまでのように、「自分の目標を最短距離で達成する」ことに重きをおくんじゃなくて。

「人生を楽しむ」ことを思いっきりしたいなって考えるようになりました。

 

私のことを知っている方は、もしかしたら近ければ近い存在の人ほど

「今までだって、自由に、楽しそうに、自分の思うように生きてるじゃない」って思われそうですが。

こう見えて、意外と周りを気にすると言うか 笑

自慢の娘でいなきゃとか、母親として正しい行動を、とか。

あ、これは、他人の目を気にしているわけでは決してないんです。

人からどう思わようが、自分が正しいことをしていると思えばそれは関係ない。

けど、自分の愛する人のために、自分がこう言う行動をすることが一番喜んでくれるんじゃないか、と勝手に考え、自分をそう当てはめる傾向にあって。

 

でもね、それって結局誰のためにもならないんですよね。

 

私が私らしく幸せでいることが、私を愛してくれている人は一番喜んでくれるはずだから。

人生は楽しまないといけません!!!

きっと、天国の父もそう思ってくれてるんじゃないかなぁ。

生き急いでしまったけれど、父は誰よりも人生を謳歌していたから!!

 

あとね、もう一つ。

 

私は、女性の自立を心から応援しています。

もちろん、私もそうありたいと願っています。

でもね、自分の足で立つことは大事だけど、一人でがむしゃらに頑張っても間違いなく限界があるんですよ。

時に誰かを頼ったり、誰かに話を聞いてもらったり助けてもらったりってとっても大事。

人は一人で生まれて来て、一人で死んで行く。けれど、人は決して一人じゃ生きられないんですから!!

 

だから、Classy Academyでは、みんなが自立を目指しそれぞれの個性を活かして頑張りながらも、

Salonに来て、みんなと話しているとほっとするとか、元気がもらえるとか。

そんな場所にしたいんですよね。

人は人で磨かれる。環境で人ってものすごく変わるから。

 

私はもともと、マイナス的な思考が好きではありません。

終わったことや、どうにもならないこと、人の悪口とかを言い合うことは大嫌いです。

でもね、どんな人にも、苦しいこと、辛いことあると思います。

いつでも前向きなふりをするのは疲れちゃいますよね。

だから、「今の状況をどうしたらよくできるか」と、未来にフォーカスして話し合う場を持っていけたらいいなって思うんです。

 

私がハワイを好きな理由の一つに、

アロハスピリッツがあります。

アロハとは、見返りを求めない、他人を思いやる気持ちのこと。

 

ハワイ王国最後の王、リリウオカラニ女王の言葉。

アロハとは言われていない事を学び、見えない事を見、知ることが出来ないことを知ることです

 

これらは、自分が主体となっていないと決してできません。

 

誰かがコントロールするものではなく、自分自身の心が動かないとできないことです。

 

まさに、自らがクリエイトする想いだと思うんですよね。

 

そんな想いをカタチにするお手伝いがしたい!!また、私自身も自分の想いをどんどん形にしていきたい!!

 

と改めて思うのでありました。

 

でもそれも、ギラギラと「達成してやる」と目論むのではなく 笑

いい事も悪い事も、どーんと受け止め、

あるときはケ・セラ・セラ。必要以上に深刻にならず、毎日を楽しく、生きていきたいと思っています。

Alohaの心で、本物の愛を持ってね。

私はこれからも、愛する人を、仲間達を!まっすぐに愛していきますよ。

 

同じ志を持って一緒に頑張る仲間って、本当に本当に大切です。

愛をもってお互いを高め合える、そんな仲間、集まれ〜〜〜!!!

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第1期生の修了展を、3/27(火)~4/1(日)に表参道・ギャラリーニイク(Gallery219)にて行います。どんなメンバーが集まっているのか、どんなことをやっているのか、ご興味持っていただいたらぜひギャラリーに遊びにいらしてくださいね。