心ゆるせる友の存在

Facebookをはじめて嬉しいなーと思うこと

その一つが、連絡が途絶えていた友人とまた繋がることが出来たこと。

多感な中高時代を過ごした友人とは、やはり根底に流れる想いが共通していて、長いこと会わなかったとしても、ひとたび会うと16歳のあの頃にタイムリープしてしまう不思議!

夢中になることの素晴らしさ

そんな友人の一人と、先日お寿司屋さんのカウンターで、5時間語り合ってきました。

彼女はソフトボール部。私はテニス部。
部室が隣だったのと、帰る方向が同じだったことから自然と仲良くなり、よく夜中まで電話で語り合っていたのを思い出します。

私の中高6年間はテニス一筋。
今もう一度高校時代に戻れるなら、キュンキュンするような恋愛を一度くらいしたかったなーとも思いますが(笑)

何かに夢中になることの素晴らしさ、一つのことを継続する大変さとやり遂げる喜びを知ることが出来たのは部活のおかげ。

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別々の大学に進み、大学での彼女の親友が元日本テレビアナの古市幸子ちゃん、
後にアナウンサー時代の私の一番の親友になるというのも不思議な巡り合わせです。

自分に厳しく、エースとしてソフト部を引っ張る彼女の姿を見て、私も頑張るぞ!とよく気合いを入れ直したものでした。
高校二年の冬、私の父が亡くなってしばらくした時でした。
彼女は私にこう言ってくれました。

「江奈、色々なことがあったはずなのに、以前と変わらないその透明感に、私は憧れるよ。
お父さんのことがあって、江奈はますます強く優しくなったね。」

周りからは強く見えるけど、人一倍寂しがりやで繊細で優しい彼女ならではの感性でした。

待つこと

私達に共通するのは、ポジティブなところ!何が起きても、これを乗り越えれば私達はさらに強くなるよね、いい経験したよね、が高校時代からの合言葉でした。

そんな彼女のお父さんは、俳優の長塚京三さん。よくお家に遊びに行き、仕事の相談もさせて頂きました。当時フリーアナウンサーになりたてで、週イチのレギュラー以外なかなか決まらず焦っていた24歳の私に、優しく、しかしきっぱりと言ってくださった一言が今も忘れられません。

「われわれにとって、一番大切なことは、いかに”待つ”ことが出来るかなんだよ」

結果が欲しいときほど、苦しくてジタバタしてしまうけど、そんな時ほどドンと構えていると、意外にいい結果が出てくるのですよね。

その教えは、今も私の大きな支えになっています。

人生の大きな決断をしたことを打ち明けてくれた彼女。彼女も私も、今はきっと”待つ”とき。
焦っても仕方ない。その時がくるまで、今出来ることをしっかりやりながら待とうね、と誓いあいました。
そう、今は満を持して待ちながら・・水面下で足をバタつかせたいと思います!

前だけ見て一緒に歩める心の友は、家族と同じように、私にとってかけがえのない存在。そんな仲間がこれからの人生でどれだけたくさんできるか、今ワクワクしています。

 

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