Coco Chanelと私

シャネルを身につけるって、ちょっと特別なこと

私とココシャネルは、同じ8月19日生まれ。獅子座の女。

同じ日に生まれた彼女の人生を知りたいと思って、たくさんの文献を読みまくっていました。

五感で彼女を感じている

するとパリに留学していた頃、
彼女が晩年住処にしていたHotel Ritzのお部屋を訪れるチャンスが!!

彼女が毎日見ていたであろう窓辺から見える景色や、
お部屋に今もなお立ち込める匂いや気配を

私自身の五感で感じとることが出来たあのとき、

この部屋だけが知っていたココシャネルという人の本当の想いに触れられた…
そんな気がしました。

それから私は、

彼女が人生をかけて創り出したブランド「CHANEL」から
自分にとって一生愛しながら使えるであろうものを選び、

一つひとつ、ゆっくり丁寧に時間をかけて、自分の大切なワードローブに加えてきました。

ジャケット
ワンピース
チェーンバッグ…

今もそれらを身につけると、彼女と一緒に生きている、そんな気がして背筋がピンと伸びます。

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Coco Chanel本人の手

ずっとずっと綺麗な一瞬

先日ふっと、赤い口紅をつけたいと思いたちました。

「シャネルに行こう」

デパートのコスメカウンターのお姉様は、
いつも一分の隙もないメイクをされています。

華やかな制服に身を包んだばっちりメイクの女性がずら〜っと並んでいてどこか近寄りがたい雰囲気があったけれど、
さすがはメイクのプロフェッショナル。

私が感じた威圧感も、自社製品を愛する自信の表れだったんですね。

100色以上は優にあるであろう紅色から、
私にぴったりの一色を見つけてくれました。

赤く輝く口元が、なんだかとても新鮮で
自然と口角がキュッと上がり、
立ち居振る舞いも優雅になった気がして

「1人では絶対こんな素敵な色選べなかったわ。
ありがとう」
心からそう思ったので、言葉にして伝えました。

すると
くっきり引いたアイラインが完璧だった目元を、くしゃくしゃに崩しながら

「そう言っていただけて本当に嬉しいです」
と素顔をチラッと見せてくれたのです。

お姉様の目は笑って細ーくなってしまったけど、

ピンと張った目元に、皺が出現したのもこっそり見てしまったけど

最初より、ずっとずっと綺麗でした。

心と心が触れ合った瞬間。

最高のサービスって、きっとこういうこと。
とびきりの美しさってきっとそういうこと。

シャネルの魔法

シャネルの魔法が、私を幸せにしてくれました。

 

誰かがつけているから、とか、今流行っているからではなく

自分が本当に愛するものに囲まれて、毎日を過ごせたら・・・それって最高の贅沢ですよね!!そして、そんな想いをたくさんの方達とシェアできたら素敵だなって改めて思った出来事でした。

 

最後に、ココシャネルの名言をひとつ

「口紅は落ちる過程にこそドラマがある」

シャネルにとって口紅が落ちる瞬間とは?食事をするとき?煙草を吸うとき?それともキスをするとき??

恋多きシャネルならではの名言ですよね。真っ赤な口紅は・・恋の予感!?

 

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