自分の声が大嫌いだった私が、アナウンサーになるまで ①
女子アナになるには?!
最初に、私のちょっと自己紹介を。⇨ 石井江奈のプロフィールはこちらから
プロフィールにありますように、私はテレビ朝日系列の青森朝日放送で、局アナを3年間経験してからフリーアナウンサーになりました。
局アナになるなんて狭き門。
何か特別なルートがないと、なかなかなれるもんじゃないはず。
大きな声じゃ言えないけど、やっぱりコネがあったんでしょ?とか、
小さな頃からアナウンサーに憧れていて、放送研究会とかも入ってたんでしょ?とか。
もともと話すことに自信があったんでしょ?とか。
そんな風に思われることがとても多いのですが・・・
とんでもない!!!
放送業界にコネなんて一つもなければ、放送研究会にも縁はなく。
どちらかと言えば、私、人前で話すの、大の苦手だったんです!
自分の声も大っ嫌いでしたし。
そんな私がまさかしゃべることを仕事にするなんて。
アナウンサーになってからも、実はずっと、
私でいいのかなって戸惑いがどこかでありました。
そう、自信なんて全然なかった
先日、ある人に言われたんです。
「えなさんは、ザ・女子アナって感じがする。(どんな感じ??)
もともと偏見なく物事を見たり、うまく人と接することができるし、ご自分にとても自信を持ってらっしゃるでしょ。
だから、自分に自信の持てない私の気持ちなんてわからないはず」って。
これね、正直グサッときました。
そうか、私、そう思われてたんだ~って。
で、いろいろ思い出したわけですよ。
すると、あれ?私、昔っから自分の声好きだったっけ?
人前で緊張しないで話せるようになったのは、いつからだったかしら?
そもそも、なぜアナウンサーになったの??
こうやって自分の過去を振り返り、今こうして思い出すまで、
自分で自分の声が嫌いだったこと忘れてました 笑!!
今は、私、自分の声が大好きです。
人と話をすることはもちろん、人前でお話をするのも大好き!!
なんでこんなに変われたの?
それは、自分に自信が持てるようになったからです!!
アナウンサーになるためには、何週間もアナウンス研修を受けなくてはなりません。
アナウンサーの卵たちの中で、当時の私は、誰よりも出来が悪かった・・・
はっきり言って、劣等生でした。
研修に集まっていた他局のみんなは、話すことが大好きで、
姿勢がピンと伸びて、まっすぐ前を向いていて、
笑顔がキラキラしていて!!
眩しかった~。本当に。羨ましかった。
あんな風になりたい!けどなれるわけないって!
そう思ってました。
でも、私は変わることができた!
人と比べなくていい
私は私のままでいい
って自信が持てるようになったんです。
その理由を、これから数回に分けて綴っていきたいと思います。
話すことに自信がない、もっと自分に自信を持つことができたら世界は変わるだろうな?
そんな風に思っていらっしゃる方がもしいらしたら、
是非読んでいただきたいなって思います。
私のこと、ザ・女子アナとおっしゃったあの方にも!
本当の私はあなたと同じなんだよってこと、知って頂けたらいいな〜と願いを込めて・・・
何話か続きますが、どうぞお付き合いください!