自分の声が大嫌いだった私が、アナウンサーになるまで ③

石井江奈 プロ野球ニュース

人との出会いこそが宝物

振り返ると本当に様々な方達との奇跡的な巡り合いで、人生って進んでいくんだなーって実感します。

トップ画像に使わせて頂いた谷澤健一さんも、プロ野球ニュースでご一緒させて頂いてから15年近く経った今でも、気にかけてくださりいつも温かい言葉をかけてくださる、私にとって大切な存在です。

そして、この先生に出会っていなければ、私はアナウンサーになっていなかったかも!いやなれなかったかもしれないな〜笑

第1話はこちらから

第2話はこちらから

 

周りを見渡せば美女、個性派揃いのアナウンサー志願者たち。

自分がとてつもなくちっぽけに思えて
渦巻くエネルギーに圧倒されながらも、

みんなのように自信を持って話ができるようになったら、
少しでもみんなに近づけるんじゃないかな?

そう考えた私は、アナウンサー試験を受けながら、
東京アナウンスアカデミーの門を叩くという荒技に打って出ました。

やりたいと思った今がチャンス!何事も始めるのに遅くなんてないですもんね!

待っていたのは、元ラジオ日本のアナウンサーで、
皆から「鬼の大林」と恐れられていた厳しい指導で有名な先生。

何も知らず受講した私は、最初の授業で、いきなり洗礼を受けることになりました。

生徒20人が順番に自己紹介をした時のこと。

あなたの人生は、昨日で止まってんの?

これ、先生に言われたそのままのセリフ 笑

どんなに幸せな経験も、反対にどんなに辛い経験も、過去に生きてはだめ。

喋りの仕事は、生涯エンドレス。

昨日自己紹介したら、今日は違う自己紹介が出来るように。

匂い、音、空気、風を敏感に感じて過ごせば
なんでもない一日の中でも、とても素敵な経験ができる。

それを皆様に伝えていくのが、アナウンサーの仕事なんだ!

この言葉に・・・私、痺れました!!

日々を楽しみながらワクワク生きていたら、
自分は毎日進化そして深化していきますもんね。

それを伝えるのが、自己紹介なんだ!って目から鱗でした。

そして、今を生きることの大切さ!

目に見えないものを誰よりも敏感に感じて、それを言葉にすることで、
自分自身はもちろん、伝える相手をも幸せにすることができる

アナウンサーってなんて素敵な職業なんだろうって。

本当の意味で、自らの意志で、アナウンサーになりたい!と思ったきっかけとなる出来事でした。

当時のノート。今も私のバイブルです!

 

誰かに認めてもらうということ

あなた真っすぐでいい声してるよ。頑張りなさい。

誰よりも叱られていた私が、大林先生に最初で最後、褒めていただいた言葉です。

でもね、多分、原稿も読めない、発音もしっかりできない

そんな私に褒めるところなんて多分なかったんですよ。

声質を褒めるしかなかったはず・・・笑

もしかしたら、この真っすぐっていうのは、転んでも転んでも起き上がって、先生にぶつかっていった私の性格のことなのかな?とも思ったりもしました。

 

先生には本当に本当に感謝しています。

心から尊敬する先生に認めてもらったことで、
あの頃の私はほんのちょっとだけ自信が持てた。

ダメダメな中にもちょっとだけ光が見えた。

自信のないことを褒められるって、やっぱり嬉しいんですよ。

もっと頑張ろうって思うんですよね、どんな人でも。

先生は、最後の最後に、教えてくれたんです。

あなたはあなた、私は私

みんな素敵な個性がある

私も先生のように、今、自分に自信をちょっと失いかけている方たちの
いいところ、個性や可能性をたくさん見つけて、背中を押していきたい。

そんな風に思って、Classy Academy を始めました。

一人、二人、と生徒さんが増え、ありのままの自分を受け入れ、キラキラ輝いている彼女たちの顔を見ると、心から幸せに思うのです。

もっともっと、そんなClassyな女性の輪を広げていきたいなぁ。

 

晴れて試験を突破しアナウンサーになったわけですが、
今こうして振り返ると、人との出会いこそが私の宝物なんだ、とつくづく思うのです。

関わってくださった全ての方のおかげで、今の私がいるんですよね。

皆様、出会ってくださって、本当にありがとうございます。
これからも感謝の気持ちを常に持ちながら、お仕事に励んでいきたいと思います!

 

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