7月7日・16歳を迎えた息子へ
七夕に思うこと
Classy Academy代表 石井 江奈です。
プロフィールはこちらから→☆
ブログを始めて3年・・・息子の誕生日に更新するのは初めて!ということで、今日は16年前の七夕の夜を思い出しながら書いてみようと思います。お付き合いくださいませ。
予定日より3週間も早く、七夕の日に生まれてきた息子。
頭と肩幅がミラクルサイズに大きかったので。
よく鼻からスイカとかいうけど・・・
全くもってそんなレベルの痛みじゃなかった 笑
私が出産した病院では、分娩室で好きな音楽がかけられるということで、ウキウキしながら選んだのは、Enyaの「Only Time」。
無痛分娩を選んだため、ゆったりした曲調で深い母の愛を感じるこの曲を聴きながら、優雅に感動のご対面のはずが!!
蓋を開けてみたら、出産直前に麻酔が切れ !? 「あれ〜切れたかな〜、もうこのまま頑張っちゃおうか」という先生の声を意識朦朧と聞きながら、なんとも壮絶な出産になったのでした(泣)
でもね、足が出るより先にオギャーって元気いっぱいに産声をあげたあなたをこの腕に抱いた瞬間、それまでの痛みなんかどこかに飛んで行って、嬉し涙が滝のように流れてきたのを、今でも昨日のことのように思い出します。
あれから16年
どんな時も二人でいつも一緒に笑って泣いて。
あなたの笑顔にどれだけ救われたかしれません。
父親の役も、母親の役も、全部しなきゃいけないんだって
あなたの寝顔を見ながら一人メソメソ泣いたこともあったけど。
(正直言うと、今だってたまにそんな風になる夜もあるんだけど)
「うちは父の日=ママの日だからね」
って、この前の父の日、サプライズで大好きなピンクのバラをプレゼントしてくれた時、「あ〜、あなたのママになれて幸せだ〜」って心から思ったよ。
前回のブログにも書きましたが、5年前、私が写真家として作品を作り始めたきっかけは、言葉にならない思いを何か形にしたい、と思ったからでした。
そのモチベーションになったのは、誰にもぶつけようのない苦しみであり、モヤモヤした気持ちであったことも事実です。
でも、息子の16歳の誕生日を迎えた今・・・そんな気持ちはどこかに吹き飛んでいることに気づきました。
この道がどこへ続いていくのか
Enya 「Only Time」より
今日という日がどこへ流れていくのか
誰にもわからない
(答えを)知ってるのは時間だけ
何かを受け入れるには時間ってとても大切で。
私の選択が本当に正しかったのか、息子の人生を変えてしまったのではないかって思い悩んだこともあったけど。
全てが必然だったんだろうなと。
最愛の息子に出会えたことも。
彼と出会えたおかげと、時を重ねた今、心から感謝しています。
七夕に願う
高校の入学式からはや3ヶ月。身長もまたさらに大きくなりました。
昔と変わらない無邪気な笑顔の裏でも、息子なりに色々なことを考え、16歳は自分自身の夢を叶えるための勝負の年と位置付けているようで。
そんな息子を、母として、時に父目線で、信じて見守っていけたらいいな、と思っています。
これから自分の定めた目標へ向かう際には、間違いなく色々な苦難に直面すると思うし、
そんな時に母親だけで彼の悩みを全て受け止め、解消することは難しいかもしれない。
けれど、私たちの周りには本当に素敵な方がたくさんいてくださる。
皆様にアドバイスをいただきながら、
そして、支えていただいたことに対して感謝の気持ちを少しずつ形にしつつ、成長を続けて欲しいと心から願っています。
個展 7月の在廊日は、10日(水)・24日(水)
早いもので始まって一ヶ月が過ぎました個展「La Vie d’une femme」〜女の人生〜。
遠方から、また二度、三度と足を運んでくださる方もいらして本当に本当にありがたく思っています。
以前、こちらのブログでもご紹介いたしましたが、今回の展示に関するQ&Aをワインワークス南青山様のHPに載せて頂いていますので、お読みいただきますとより展示を楽しんでいただけるかと思います。
ぜひお時間ありますとき、ご覧ください。
たくさんの方にプラチナプリントの世界、感じていただけますように・・・