母の月命日に思う「今を精一杯生きる」ということ
Classy Academy代表 フリーアナウンサーの 石井江奈です。
25日は母の月命日。実は父の月命日でもあります。
仲良く同じ日に旅立ちました。
皆様からたくさんのメッセージとお花が届きました。
本当に本当にありがとうございます。
直接お伝えできない皆様へ、この場をお借りしてまずは家族を代表してお礼を申し上げます。
こんな時だから・・・いえ、多分どんな時でも、皆様のお気持ち、温かいお心遣いって沁みますね。
母も、大好きなお花に囲まれて、天国で喜んでいると思います。
母は、父が亡くなった時、皆様からお送りいただいたたくさんのお花を見て、
「パパがお花をはじめなさいって言っているような気がしたの」
そう言ってフラワーアレンジメントを習い始めたのが母44歳のときでした。
10年かけて学び続け、満を辞して自分のブランド「マインシュティール」を立ち上げて20年。
何歳からでもスタートできる!一旦決めたら脇目も振らず突き進む!
そんな潔い母の背中を見てきたから・・・今の私がいます!!
常々母が言っていたのはこんな言葉でした。
「続けるのよ。続けることこそが大事なの」
お花に囲まれて母のそばにいると…色々な母との記憶が蘇ります。
なんだか何十年も経ったような、でもあっという間だったような気がするこの一ヶ月。
マインシュティール の4階のアトリエで、母の作品に囲まれ、みなさまから送って頂いたお花を見ながら…毎日、新体制について考えていました。
「創り手は心優しく、素直でまっすぐに生きている人。美しい心から美しい作品は生まれる」
母の作品を一つ一つ手にとりながら、この母の言葉を噛み締めています✨
母はとにかく一つの作品を作り上げるまでに、徹底的に調べるという作業をしていました。
私も、今新体制を考えるにあたって、母のこれまでの軌跡からレッスン内容、そして私が娘として母を継ぐためにできる可能性を炙り出しながら、母が一生かけて学び続けていたオーストリアの歴史、文化について、受験勉強のように貪るように文献や資料を読み込んでいます。
アーティストであり主宰だからこその苦悩という部分は生前二人でよく話してきたことでした。
マインシュティールにおいては、私自身が2代目だからこそ出来ることがあるはず。
発展のために私がフォーカスするべきこと。
もしかしたら、それは痛みを伴うかもしれない。
けれど、絶対に譲れないもの、想い。
それだけはブレずに突き進みたいと思うのです。
今、一つの答えを導き出せそうな・・・そんなところまで考えが進んできました。
頭が沸騰しそうなくらい燃え上がっていますが(笑)
とにかく、連休明け、四十九日を目処に必ず一つの方向性を導きだします。
母を想い、そして周りにいてくださる皆様に感謝しながら、ワクワクするような新体制を発表できるように頑張ります!!
今この時期、皆様色々な不安が押し寄せていることと思います。
でもね、現状を嘆いていても始まらない!!
皆で集うことはできない状況だけど、それぞれが今できることはたくさんありますものね。
インターハイも中止が発表されましたが・・・
息子はいつか必ずチャンスは来ると信じて、人の少ない夜にランニング、筋トレ、そして自宅の卓球台で朝から黙々とサーブ練習頑張っています。
「何事も反復練習、続けることに意味があるっておばあちゃん言ってたよね」と言いながら!!
また、Classy Academyのメンバーはほぼ全員がオンラインレッスンに切り替え、非公開のインスタグラムに毎日の発声練習をアップするなど!
毎月一回のレッスンだけでなく日々の継続こそが上達の鍵と!頑張っています。
Classyアート鑑賞会、そしてNHKの「声を磨いて人生を変える」話し方講座も!
今だからできる新しい取り組みを考えています。
5月にドーンと発表できるよう、準備を進めていますので、今しばらくお待ちくださいね。
最後に・・・
私がフリーアナウンサーになって初めて担当させてもらったレギュラー番組が、テレビ東京での大和田獏さんのアシスタントでした。
奥様の岡江久美子さんには何度も優しい声をかけていただいて頑張れたこと、今も昨日のことのように思い出します。
太陽のように明るく優しく、それでいて男らしく潔く!いつも前を向いていらした岡江さんには、どこか母を重ねたくさん甘えさせて頂きました。
心より御冥福をお祈りします。
岡江さん、私はこれからも、今を精一杯生きますね!!
岡江さんのように、みんなの心をぽかぽか暖める太陽のような存在にいつかなれたらいいなぁ。
そのために、まずは自分自身の心に熱い火を灯しつつ頑張ります♪