【インタビュー】TOKIMEKU JAPAN塩崎良子さん(人生編)

女性起業家インタビュー Classyee Channel

TOKIMEKU JAPANを起業された塩崎良子さんを取材させて頂きました。
今回は前編の「人生編」の様子をお伝えしたいと思います。

順調にレンタルドレスのショップ経営が伸びてきた矢先の乳癌の告知!ご本人の心境の変化が赤裸々に語られています。闘病中に起こったこと、そこから見えてきた人生をかけたチャレンジに向けたお話しを伺っています。

インタビュアー:石井江奈

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塩崎:こんにちは塩崎良子です!

石井:今日は塩崎さんのお宅でお話しを伺いたいと思います。
二人:よろしくお願いします。

小さい頃から感性を生かすお仕事をしたかった

石井:塩崎さん、すっごい可愛らしいですねー・・・
塩崎:ありがとうございます(照れながら)。
石井:お家の中が、何でしょうね、独特の感性が感じられるんですけど。
塩崎:ありがとうございます。
石井:なんかいろんなものがミックスされてる感じー?
塩崎:そうですね、アンティークっぽいものとモダンのものと、
石井:そうそうこういう華やかなショッキングピンクだったり、ブラックだったり
塩崎:はい、

石井:どんな映画がお好きですか?
塩崎:私はー、やっぱり学生の頃に観た60年代のヨーロッパ映画がとっても大好きで、
最初はアンティークのお店をオープンしたんですね。
感性を生かすお仕事をしたい、というのがすっごいあったんですね。
リースをやりながらセレクトショップみたいな感じだったんですね。
もう、4年ぐらいやってたので仕事にも慣れてて、次またもう一個ショップを出そうかなと思ってた矢先に病気が分かった感じです。

突然の転機

石井:ごめんなさいね、聞いて良ければで良いんですけど、どういうふうにしてそれは分かったんですか?
塩崎:もう、ほんと旅先でほんとに自分でアイスクリームをこぼしちゃってー、拭いてたらー、あれ!なんかゴリって感じで、、
石井:何かのインタビューで、知った瞬間、目の前がカラフルだった世界が白黒に変わったという言葉を聞いて、私は体験はして無いけれども、すごく理解出来た気がしたんですけれども。
塩崎:本当になんか地に足が着いて無いような、ずーっと浮いたような感覚っていうか、

石井:お店はどうされたんですか?
塩崎:なんか自分が作ったお店のはずなのに、自分のものじゃ無いっていうか、ほんとに自分だけ違う世界の人って感じがしちゃってー
石井:ねー、突然ですもんね、
塩崎:突然、被災すると被災者って枠組みに入ったりとか、病気になればがん患者っていう風に枠組みにされてしまうので、
もう、人生の起きたことにしょうがないって言うか、しょうがないなって思うことで、ちょっとずつ、その枠が外れていったような自分は感覚があるので、、

思いがけないチャンス

塩崎:治療が終わる頃に、私の主治医の先生が、やっぱり良子さんファッションショーやらない?みたいな感じで言ってくださって、そのドレスを使って企画と運営をさせて頂いたんですけど、それがすごく自分にとって大きかったですね。
本当になんかこう、輝いていたんですね!
その時に、やっぱり女性の美しさって外見じゃ無いって言うか、内から出るような、その人がその人らしくその時間を全うするのが美しさって言うんじゃないかなーって思います。

つづく

プロデューサーより

今回も何か感じて頂けたでしょうか?人生の絶望の中にも一点の光があると思った取材でした。次回後編は塩崎さんが経験した人生から生まれた新たなビジネスについて語って頂いています。

次回もお楽しみに!

プロデューサー 横田洋一

後編「起業編」

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