2023春のニューヨーク ひとり旅
なぜNYC?
Classy Academy代表 フリーアナウンサーの 石井 江奈です。
2020年5月より、マインシュティール代表を務めています。
前回のブログ、最後に一言NY行きを書きましたらみなさまからたくさんの愛あるコメントをいただき、本当に嬉しかったです。ありがとうございました!
無事に帰ってまいりました!!
帰国して1週間経ちましたが、明らかな「変化」を自分の中に感じています。
私がNYで感じたこと、考えたこと。
少しずつ、ブログに書いていこうと思います。
NYCは節目に必ず訪れる場所
一番最初に訪れたのは24歳のとき。フリーアナになる直前に!
東京で勝負するという覚悟を決めるために!
2度目はまだ小さかった息子を連れ、石岡瑛子さんが舞台衣装を手がけていたスパイダーマンを観に。
石岡さんの癒しのスポットだという自然史博物館に、滞在中毎日通い詰めたことも懐かしい思い出。
少しでも家族の役に立てばと、ローフードの勉強をしにきたのも
プラチナプリントと出会ったのも、初めて海外で作品を展示したのも、NYでした。
そして今回!7年ぶりのNYで一人旅。
NYは、人生の転換期に必ずパワーをくれる場所。
そんな予感があったからこそのNY行きでした。
ジョージア オキーフ・美しさの裏側
今回の一番の目的は、敬愛するアーティスト
ジョージア・オキーフの特別展 Georgia O’Keeffe: To See Takes Time」が、2023年4月9日(日)からニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催されるとのニュースを知り
「あ、これは絶対に行く 初日に行く」
と直感で思い、NY行きのチケットを即座に購入したのが今年のお正月。
(腰を痛めて動けなかった時です笑笑→過去ブログへ☆)
久々の海外、しかもひとり旅・・腰も含め若干の不安もあったものの
結果…
本当に本当に行ってよかった!!!
遠い先に人生を振り返った時、
このNYで過ごした時間は、間違いなく私の大きな転機となった1週間であったと言える・・そんな気すらします。
オキーフが背中を押してくれたのかも!
オキーフのドローイングに焦点をあてた初めての展覧会
彼女の作品の根源となるものに触れられたことは、私にとってとても贅沢で、また彼女の思考を知るという意味で大変重要な経験になりました。
朝イチで予約を入れていたことで、作品と二人きりになれた感覚は、オキーフ自身と実際に対話しているような… 不思議な感覚に包まれました。
MoMAのアソシエイトキュレーター、サマンサ・フリードマンは、こう言っています。
「彼女は、自分自身のビジョンをつかむにはゆっくりとした時間が必要であることを認識していました。逆に、彼女のドローイングは、私たちに時間をかけて作品を見ることを促しているのです」
コロナ禍の3年、母が亡くなって3年
私は必死に過去と対峙してきました。
これからは「今」そして光り輝く「未来」を心に描きながら
もう一度じっくりと、自分のやりたいことを、改めて時間をかけて考えてごらんなさい、と
オキーフに教えてもらえたような気がしています。
美しさの裏側にあるものは、いつの時代も決して変わらない
オキーフが何を見て、何を考えていたかを感じられる素晴らしい展覧会。
「Georgia O’Keeffe: To See Takes Time」は、MoMA3階南側ギャラリーで8月12日(土)まで開催されています。